17年前、パルフェを新築したTさまご夫妻。その後、3人のお子さまは独立し、Tさまは地元テレビ局を定年退職。宮城県の森林インストラクターや地球温暖化防止活動推進員を務めるかたわら、エコロジーな暮らしを続けています。
◎パルフェ
■延べ床面積151m2
■太陽光発電4.9kW
■IHクッキングヒーター
■エコキュート
■エアコン
庭の奥に見えるパルフェは、築17年とは思えないほど、お手入れが行き届いています。
Tさま邸の屋根からは仙台平野や太平洋を見渡せます。「たまに上って落ち葉の掃除をしていますが、ここからの眺めは絶景ですよ」
1993年、お子さまの成長とともに住んでいた木造住宅が手狭になったTさまは住み替えを検討。25~40年周期で起きると言われている宮城県沖地震に備えて、「とにかく地震に強い家を」と考えました。
「ハイムを選んだのは他社より鉄骨が太くて丈夫そうだったから。10cm角の鉄骨が4本結合されたユニットを見たとき、"これしかない!"と思いましたよ」
幸いにも宮城県沖地震はまだ起きていませんが、震度4~5程度の地震には幾度となく見舞われました。しかし、これまでのご夫妻の実感では「ハイムの家は少なくとも震度1程度揺れが少ない」そうです。
2009年、太陽光発電システムが家庭の温暖化対策の切り札としてメディアに頻繁に登場するようになり、気になったTさまは実物を見にハイムの展示場を訪問。その場でソーラー&オール電化リフォームを決意しました。
「報道カメラマン時代に地熱エネルギーや太陽光エネルギーの利用法の取材をしたことがあり、ずっと興味はあったんですが、コスト面で折り合わないと思っていました。しかし価格もこなれてきましたし、売電代が2倍になる今が搭載のチャンスと考えたんです」
2階の書斎で発電量・光熱費グラフづくり。ほかに毎日の日照時間や気温を記録したグラフも自作。「電気代やCO2排出量を1990年比で比べてみたりしています。いろいろ分析してみると楽しいですね」
昨年9月8日発電開始、10ヶ月経過して5月19日発電量3,000kW、6月8日売電量3,000kW達成。日照不足の中ソーラーパネル頑張りました。
ソーラーリフォーム後、Tさまは光熱費だけでなく、宮城県地方のお天気や気温、日照時間まで記録し、独自のエクセル表にまとめています。その内容を拝見すると、ソーラーリフォーム後の光熱費は真冬も見事にプラス収支。特に4~5月の売電代が25000円を記録し、思ったより早く減価償却できそうだとか。
「今年は異常気象で、3~4月の日照時間が平年の7~8割しかなかったんですよ。それでも売電代が買電代を大きく上回って、前年比で約13万円光熱費が減りました。同時にCO2排出量も減らせて、温暖化防止に多少なりとも貢献できていると思います」
庭の木の枝に下げた給餌台にエサをセット。しばらくすると野鳥がやって来ます。
和室の縁側へのアプローチ。樹木は以前の住まいから移植したものが多いとか。
Tさま邸で印象的なのは、さまざまな野鳥が訪れる緑ゆたかな庭。現役の頃から東北地方の野鳥を追っていたTさまは、庭に樹木を植え、給餌台を手作り。時間を決めてエサを用意すると、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、カワラヒワ、スズメなど多種多彩な野鳥が訪れます。
「リビングに座って、一日中庭の野鳥を見ていると飽きませんね。野生動物の生態の撮影は私にとってライフワーク。絶滅の恐れのある種は今、記録しておかなければという気持ちで鳥を追い求めています」
四季折々の花を咲かせる樹木の世話は奥さまの担当。その奥さまも樹木のおかげで夏を涼しく過ごせるとおっしゃいます。
「木には湿度を調節する効果がありますし、木の間を通ると真夏の熱風もやわらかくなるんですよ。おかげさまで冷房を使うことはほとんどありません」
いずれもTさまが撮影した庭の野鳥のショット。左がヤマガラ、右がシジュウカラ。。
天然木の家具が置かれたLDK。お孫さんや野鳥の写真を眺めるひとときです。
IHクッキングヒーターにあわせて買い替えた圧力鍋。火を止めた後、ショールをかけて保温します。
庭の緑が楽しめる二間続きの和室は友人との宴会場だとか。子どもさんたちの部屋にはベッドが2つずつあり、帰ってきても自分の部屋でゆっくり休められるのだそうです。
ハイムの家に入居して17年。ライフワークや趣味に時間を費やす悠々自適の毎日を送られているTさまご夫妻ですが、省エネにも余念がありません。
たとえば昨年、冬の寒さ対策のために、大半の窓を二重窓にリフォーム。そのため暖房に使う灯油の消費量を減らすことができました。
奥さまは割安な深夜電力が使える朝8時までにできるだけ家事をすませ、昼間はなるべく電気を使いません。お料理にはもっぱらIH用圧力鍋を愛用。煮込んだら早めにOFFにし、ショールをかけて保温します。冷蔵庫の異音が気になったときは、Tさまがコンプレッサーのホコリを掃除すると異音が収まり、節電にもなったとか。
「昔は冬になると凍結していた仙台地方の湖沼が、最近は凍らなくなりました。身のまわりでも地球温暖化を感じ、自然との共生の大切さを痛感します。これからもできるところから省エネやエコロジーを心がけていきたいですね」




